Navajo/ナバホ　メルル・ハウス　インレイリング　スターリング　ターコイズ

NAVAJO族Merle House（メルル・ハウス）作　インレイリングです。ナバホ・シルバースミス兼アーティストであるメルル・ハウス。ターコイズ、コーラル、ラピスラズリ、スギライトなどを隙間なく並べ、幾何学模様の美しい象嵌（ぞうがん）を作りだしています。作者メルル・ハウスはナバホ族ですが、本品の象嵌はズニ族の色遣いによります。ズニ族はアメリカ原住民の一部族で、ニュー・メキシコ州に居住しています。ズニ族は、スペイン人がアメリカに入植する以前から、現在と同じ技法で装身具を作っていました。ただし銀製品を作るようになったのは十九世紀のことです。ズニ族のジュエリーは二次元の意匠が特徴で、丁寧な研磨により滑らかな平面に仕上げられています。本品にはズニ・ジュエリーの特徴がよく表れています。サイズは 11号　　アメリカ製インディアンジュエリーとは、アメリカ先住民が製作したジュエリーのことを言います。 インディアンジュエリーと言えば、シルバー・ターコイズを使った装飾品、また14k(ゴールド)・オニキス・ラピスラズリ・シェルマラカイト・オパール等を使用した装飾品が有名ですが、これらの装飾品を作っているのが『ナバホ族』『ホピ族』『ズニ族』『サントドミンゴ族』と呼ばれる民族。1800年代半ば、スペイン人はインディアンに金属製の道具を与え、メキシコ人の銀職人は『ナバホ族』に銀細工の技法を伝授しました。その後、『ズニ族』『ホピ族』、そしてその他の種族へと伝えれたとされております。

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